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本が捨てられない性格です。読み終わった本を「また読み返すかも」と思ってそのままにしていたら、段ボール10箱分になっていました。引っ越し業者から見積もりが届いて、荷物の多さを理由に追加料金を告げられたとき、ようやく腹を決めました。
500冊を処分する方法として、ブックオフの出張買取とバリューブックスの宅配買取の2つを試しました。結果と気づきを書きます。
ブックオフの出張買取
段ボール10箱を家から動かしたくない。まずその一心でブックオフの出張買取を申し込みました。電話で日程を調整して、当日スタッフが2名来て、その場で全冊確認、その日のうちに買取額が確定します。
持ち込んだ500冊の内訳は、小説(150冊)、ビジネス書(120冊)、漫画(100冊)、参考書・専門書(80冊)、その他(50冊)です。
査定結果は合計6200円でした。500冊で6200円。1冊あたり12.4円です。
正直「そんなものか」という気持ちと「さすがに安い」という気持ちが混ざりました。スタッフの方に聞いたところ、「文庫本は1冊1〜5円のケースが多い」「漫画は完結セットで揃っていると単価が上がる」「書き込みや折れが多いと値段がつかない」という話でした。
査定の様子を見ていると、ISBNをスキャンして即座に価格が出るシステムを使っていました。本のバーコードをスキャンすると、在庫状況と需要に応じた価格が自動表示される仕組みです。「この本は既に在庫が多い」「最近需要が落ちている」といった情報をリアルタイムで参照して価格を決めている。だから同じ状態の本でも、需要がある本とない本で価格差が大きい。
バリューブックスの宅配買取
ブックオフで売った残りの中から、比較的状態が良い本50冊をバリューブックスに送りました。バリューブックスは長野県に拠点があるネット古書店で、「本を大切に扱う」というコンセプトで知られています。
申し込みから段ボールの無料送付→梱包→集荷→査定まで約2週間かかりました。査定結果は50冊で3400円。単純計算で1冊68円です。ブックオフの約5倍の単価でした。
バリューブックスが高くなった理由の一つは、本のジャンルを選んで送ったことです。バリューブックスは専門書、学術書、アート系書籍に強い傾向があります。今回送った中に絶版になっているデザイン系の本が数冊含まれていて、それが単価を押し上げた可能性があります。
もう一つ試したのがISBNスキャンアプリです。「バリューブックス」「ブックサプライ」などの宅配買取業者は、公式アプリやサイトでISBNを事前にスキャンすると推定買取金額が分かります。送る前に「これは高値がつきそう」「これはほぼゼロ円」を仕分けできるので、送るものを選べます。
ISBNスキャンで仕分ける方法
バリューブックスのアプリを使ってスキャンした経験から言うと、これは必須作業です。
スキャンして0円と表示される本は、需要がなく買取対象外ということ。これらを宅配で送っても無駄になります。逆に数百円〜数千円の表示が出る本は確実に送ったほうがいい。
手元の本をアプリでスキャンしていくと、「これが高いのか」という驚きがあります。発行から10年以上経つ本でも、専門性が高いものは需要がある。逆にベストセラーと呼ばれたビジネス書は、出回る数が多いので買取価格が驚くほど安い傾向があります。
寄付という選択肢
今回、「売れない本」と判断した100冊ほどについては、バリューブックスが提供している「チャリボン」という仕組みを使いました。本を寄付すると、その売上がNPOや学校への寄付金になるサービスです。
捨てるよりも「誰かの役に立てるかもしれない」という気持ちで使える点がいい。手続きもバリューブックスの宅配と同じ流れで、申し込みから集荷まで同様に進みます。「古い教科書」「汚れや傷みのひどい本」は寄付も断られる場合があるので、状態が良いものだけ送るようにしました。
500冊処分してかかった時間と得たお金
ブックオフ出張買取(450冊):6200円、作業時間は段ボール詰め4時間+立ち合い1時間
バリューブックス宅配(50冊):3400円、作業時間はスキャン+梱包で2時間
チャリボン(100冊):0円(寄付)
合計9600円。500冊で1万円に届かなかった。
もっと高く売りたければ、1冊ずつメルカリに出品することもできます。でも500冊をメルカリで出品するには途方もない時間がかかる。「本の処分で得るお金」に対して「かける時間と労力」のコストを考えると、今回の方法は正解だったと思っています。
本の買取は「そんなに高くない」という現実を受け入れた上で、手軽に処分できる方法を選ぶのが精神的に楽です。売れた金額より「部屋がスッキリした」ことの方が、引っ越し後は圧倒的に満足感が大きかった。
